退職代行に依頼すると、会社に退職を伝える日時などを取り決めます。そして、取り決めた日時に、退職代行業者が会社に電話をする、という流れになります。
では実際、どのような電話が会社にかかってくるのか、ご覧ください!
お電話ありがとうございます。株式会社○○でございます。
お世話になっております。株式会社▲▲の××と申します。
御社に在籍しておりますヤマダダロウ様のご依頼によりお電話いたしました。
人事の担当者はいらっしゃいますでしょうか?
(え!?なんでうちの社員の名前を…?詐欺?それとも…?分からないけど、とりあえず人事部長につなごう!)
…かしこまりました。少々お待ちください。
3回ほど電話を受けたことがありますが、最初に受けたときは聞いたこともない会社から自社の社員の名前が出てきてパニックになりつつマネージャーに電話をつないだ記憶があります(^^;
2回目からは「あ~退職代行ね、はいはい」とスムーズに対応できるようになりましたよ!
人事の担当者がいれば電話を取り次ぎ、いなければ退職代行業者が再度電話するか、折り返しの電話番号を聞いて人事の担当者から電話をかける、という流れになります。
人事の担当者に電話がつながると、退職日、有休消化などについて退職代行業者より伝えられ、今後は直接退職者に連絡せず、退職代行業者を通じて連絡するように指示されます。
退職者に直接連絡することを法的に禁止することはできないので、人事担当者の性格によっては退職者に連絡がいくことがあります。電話に出なければ諦めて退職代行業者経由で連絡してきますが、着信履歴も見たくない、という方は会社の電話番号を着信拒否しておくといいですよ!
会社からの貸与品などがありましたら、必ず返却しましょう。この時の郵送料は実費負担となりますが、必要経費だと割り切った方が良いですよ。もし返却されない場合は、会社の担当者が家まで押しかけてくる可能性があります(実際にありました。というのも、顧客から貸与された物品だったため、回収できないと顧客からの信用にかかわる問題だったからです…)
あとは退職代行業者を通じて、会社から給与明細、源泉徴収票、離職票などを入手して、手続き完了です!